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第2弾「喪中欠礼はがき」と「年賀状」について

◆◆◆◆ 喪中と年賀状 ◆◆◆◆

【「喪中欠礼はがき」はどうするの?】

 「喪中欠礼はがき」は、喪中の期間のお正月に、新年を喜ぶあいさつを控えることを詫びるものです。
「喪中欠礼はがき」というと、自分が喪中であることや、自分の家に不幸があったことを知らせる訃報のお知らせで「喪中ですので年賀状は出さないでください」とのお知らせの葉書と思われている方が多いのではないでしょうか。
 「喪中欠礼はがき」は本来、「喪中のため、今年は新年のお喜びをお伝えできませんので、失礼いたします」という「お礼を欠くこと」への挨拶状だと思ってください。
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【「喪中欠礼はがき」はいつまでに出せばいいの?】

 「喪中欠礼はがき」は遅くても12月初旬までに出し終えましょう。
先方が年賀状の用意を始める前に手元に届くよう、11月中か遅くとも12月初旬頃までには届くように出すのがマナーです。

【亡くなったのが今年の初めでも「喪中欠礼はがき」は送るの?】

 喪中の期間は1年間とするのが一般的なので、亡くなった時期が年の前半でも年末でも、年始は喪中に当たるため、不幸があった時期に関わらず、「喪中欠礼はがき」を出すというのが基本的な考え方です。「喪中欠礼はがき」をあまり早く出してしまうと、先方もうっかり忘れてしまって年賀状を出してしまうこともあるので10月後半から12月初旬に出すようにしましょう。

【葬儀に参列した方に「喪中欠礼はがき」は送る?】

 「喪中である」ことを伝えるものではないので送られた方が良いでしょう。

【喪中でも年賀状は受け取れる?】

 喪中でも年賀状を受け取るのはマナー違反ではありません。(この点を皆さんは誤解されていると思います)
 年賀状のないお正月は、とてもさみしいものです。年賀状を受け取ることが失礼に当たるのではないかと考える人も多いですが、実は、喪中でも年賀状を受け取ることは、年始の挨拶を受けるという意味ですから、何ら問題はありません。中には、喪中であることを知らずに送られてくることもあります。マナー違反となれば「送り返す」ことになりますがそれはそれで大問題ですよね。

 年賀状を受け取れるようにするには…
 例えば、喪中欠礼はがきの片隅に「年賀状をお待ちしています」「例年どおり、近況をお知らせください」などとメッセージを添えるのも方法です。また、最近では、喪中欠礼はがきの印刷例文にもありますので、そちらを選んでみるのもよいでしょう。

◆◆◆◆ 喪中の方への年賀状 ◆◆◆◆

 逆に、喪中の方に対する年賀状の出し方について…。

 基本的に、年賀状を送ること自体はマナー違反ではありません。年賀状をだしてご遺族を励ます意味合いもあります。しかし、出し方一つで相手への思いやりとなるか、失礼な対応となるかが大きく変わってきます。

【「喪中御見舞い」や「年始状」による気遣い】

 喪中の方への新年のあいさつ状として出されるのが「年始状」、または、お見舞いの気持ちをお伝えする「喪中御見舞い」があります。これならば配慮とお悔やみの気持ちを示すことが大切です。
 喪中の方に対しては、新年を喜ぶ年賀状というよりは、年始に出す「喪中御見舞い」「年始状」という性格のものと考え、文例としては「お悔み」のお手紙の簡略版や、遺族を励ます便りと考えればいいでしょう。

<喪中見舞いの例文> はがきの左から「題字」「お悔やみの言葉」「相手を気遣う言葉」の構成で書くと良いでしょう。
「題字」: 喪中お見舞い申し上げます。
「お悔やみの言葉」:〇〇様の訃報を知り大変驚きました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
「相手を気遣う言葉」:ご家族の皆様にはくれぐれもご自愛ください。

<年始状の書き方>

 年始状では、お祝いの言葉を控えるということが基本となります。
 例えば、新年を喜ぶ「年賀」という言葉が気になるという方も多いでしょう。そういった場合は、年賀状専用はがきをやめて「年賀」「謹賀新年」「あけましておめでとう」などのお祝いの言葉を使用しないで出すのも方法です。
 「新しい年を迎えられたことに感謝致します」「謹んで新年への感謝申し上げます」などを題字として入れられると良いと思います。

「喪中欠礼はがき」の予定の方は、まだお時間はありますので是非参考にしていただき、皆様の負担にならないようにお考えいただければと思います。

※毎年年賀状を出す時には、昨年の年賀状を見ながら出されている方が多いと思われます。年賀状が無いと見落としてしまう可能性もありますので、是非、喪中欠礼はがきに関係なく年賀状を出されることをお勧めいたします。出される時には上記のことを少しに気にしていただけると良いですね。


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